治療院の集客支援を選ぶとき、最初に聞くべき3つの質問

治療院の集客支援を選ぶとき、最初に聞くべき3つの質問 治療院マーケティング

治療院向けの集客支援は数が多く、提案の内容も会社によってばらばらです。 しかも成果が出るまでに数ヶ月かかるため、契約してから合わないと分かっても、そのときには時間とお金を失っています。 このページでは、最初の打ち合わせで聞けば、その場でおおよそ判断できる3つの質問と、 契約前に確認しておく条件を整理します。当社を選んでいただくためではなく、外れを引かないための記事です。

この記事でわかること

  • 最初の打ち合わせで聞くべき3つの質問と、答えの見分け方
  • 提案の中身より先に確認すべき契約条件
  • 「必ず増えます」と言う会社を避けるべき理由
  • 成果が出ないときに何が起きているのか

1 結論:3つ聞けば、おおよそ分かります

最初の打ち合わせで聞く3つ
  1. 何を見て、成果が出たと判断しますか
  2. うちの院が、やらなくていいことは何ですか
  3. 柔道整復師法(あはき法)の広告制約を、どう扱いますか

提案書の分厚さや実績の数より、この3つへの答え方のほうが正確に分かります。

2 質問1:何を見て、成果を判断しますか

答え方読み取れること
「アクセス数」「表示回数」「フォロワー数」ファネルの入口しか見ていません。増えても予約が増えるとは限りません
「問い合わせ数」一段進んでいますが、まだ来院数ではありません
「新患数」「新患がどこで知ったか」「稼働率」院の数字まで見ようとしています。ここが望ましい答え
「先生が見たい数字は何ですか」と聞き返す院ごとに事情が違うと分かっています。これも良い兆候です

アクセス数だけを報告してくる支援は、成果と報酬が連動しません。 記事を増やせばアクセスは増えますが、予約が増えなくても「増えました」と報告できてしまいます。

あわせて聞くとよいこと

「新患が『どこで知ったか』は、どうやって把握しますか」

ここに答えられない場合、施策の効果を切り分ける手段を持っていないことになります。問診票に1行足すだけの話なので、提案してこないのは不自然です。

3 質問2:やらなくていいことは何ですか

この質問が最も分かりやすい

提案を並べるのは誰でもできます。削る提案ができるかどうかで、力量が分かります。

「全部やったほうがいいです」という答えは、優先順位を判断できていないか、単価を上げたいかのどちらかです。

治療院の場合、多くの院で優先度が低いものは次のあたりです。

後回しでよいことの例

  • ブログの毎日更新(商圏が狭い業種では記事数を競う必要がありません)
  • SNSの毎日投稿(続かない仕組みは始めないほうがまし)
  • 症状別ページの大量作成(競合が強く、規制リスクも上がります)
  • 受け皿が整う前の広告出稿(クリックだけ増えて予約が増えません)
  • ポータルサイトの即時解約(自院経由の数を把握してからです)

これらを「まずやりましょう」と提案された場合、理由を聞いてください。納得できる理由があるなら問題ありません。

4 質問3:広告表現の制約をどう扱いますか

柔道整復・あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうは、広告できる事項が法令で限定的に列挙されています。 医科・歯科のように「条件を満たせば書ける」という仕組みがなく、この点で制約が強い構造です。

答え方読み取れること
「みなさん書いているので大丈夫です」危険です。他社が通っていることは根拠になりません
「ホームページは広告ではないので自由です」従来の整理としてはありますが、議論が続いており今後変わり得ます
「書ける範囲を先に整理してから原稿を作ります」望ましい答え。公開直前の差し戻しが起きません
「保健所に確認しましょう」と提案する判断の限界を理解しています。これも良い兆候です

ここが曖昧だと、後で全部作り直しになります

効果を断定する表現や施術前後の比較写真を前提に作られたサイトは、規制の運用が変われば書き直しが必要になります。加えて、比較写真があるとSNS広告が出せません。最初から規制に強い構成で作っておくほうが、結果的に安く済みます。

5 提案より先に確認する契約条件

契約書・見積書で確認する6項目

  • 最低利用期間と、途中解約したときの費用
  • ドメインの名義(院名義で取れるか)
  • 解約後、サイトと写真・原稿がどうなるか
  • 月額に含まれる作業範囲(修正は月に何回まで、どこまでか)
  • 広告費の支払い方法(広告費を制作会社が預かる形になっていないか)
  • 報告の頻度と内容(何の数字を、いつ、どんな形で受け取るか)

とくに下2つは見落とされがちです。広告費を預ける形は、資金の流れが見えにくくなります。

6 避けたほうがよい言い回し

この言葉が出たら、根拠を確認してください

「必ず新患が増えます」——集患には外部要因が多く、保証できる性質のものではありません。景品表示法の観点でも問題になり得る表現です。

「上位表示を保証します」——検索順位は検索エンジンが決めるもので、第三者が保証できるものではありません。

「今契約すれば特別価格」——判断を急がせる手法です。良い提案であれば、来月でも良い提案のはずです。

「他院さんも全部やっています」——先生の院に必要かどうかの説明になっていません。

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7 よくあるご質問

治療院専門の会社を選ぶべきですか。

専門であること自体は保証になりません。確認すべきは「業界を知っているか」ではなく「先生の院の数字を見ようとするか」です。ただし、広告表現の制約を理解していない会社は避けてください。ここは業界特有の知識が要ります。

成果が出るまで、どのくらい待つべきですか。

施策によって違います。Googleビジネスプロフィールの整備は1〜2ヶ月、ホームページの書き換えは3〜4ヶ月、LINEでの離脱防止は翌月からが目安です。契約時に「何が、いつごろ動くはずか」を聞いておくと、判断の基準ができます。

成果が出ないとき、どう切り出せばよいですか。

感情ではなく数字で聞いてください。「この3ヶ月で、表示回数とルートのリクエストはどう変わりましたか」。数字が動いているのに新患が増えていないなら、原因は別の工程にあります。数字自体が動いていないなら、施策が効いていません。どちらなのかを一緒に切り分けられる相手かどうかが、続けるかの判断材料になります。

8 まとめ

  1. 「何を見て成果と判断するか」を聞く

    アクセス数だけを答える相手は、成果と報酬が連動しません。

  2. 「やらなくていいこと」を聞く

    削る提案ができるかどうかで力量が分かります。

  3. 契約条件はドメイン名義と解約時の扱いから確認する

    提案内容より、後々の影響が大きい部分です。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事業者を推奨または批判するものではありません。
※広告表現に関する法令解釈は、所轄の保健所等にご確認ください。

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