整骨院の新患が減ったとき、最初に見るのはホームページではなくGoogleマップです

整骨院の新患が減ったとき、最初に見るのはホームページではなくGoogleマップです 治療院マーケティング

「去年の同じ時期より新患が減っている気がする」。整骨院・接骨院の院長先生から、いちばん多くうかがうお話です。 このとき多くの院が、まずホームページの作り直しを検討されます。ですが、その前に5分で確認できる場所があります。 ここを見ずに作り直すと、費用をかけたのに何も変わらなかった、ということが起こります。

この記事でわかること

  • 新患が減った原因を「見つかっていない/選ばれていない/予約できていない」に切り分ける方法
  • Googleビジネスプロフィールのどの数字を、どの順番で見るか
  • 数字のパターン別に、打ち手がどう変わるか
  • 今日、費用をかけずにできること3つ

1 結論:ホームページを疑う前に、Googleマップの数字を見る

結論

新患が減ったときの原因は、次の3つのどれかです。

  1. 見つかっていない(そもそも検索結果に出ていない)
  2. 見つかっているが選ばれていない(他院と比べられて負けている)
  3. 選ばれているが予約できていない(連絡する段階で落ちている)

この3つは打ち手が正反対です。そして、どれなのかはGoogleビジネスプロフィールの管理画面で5分で分かります。

「見つかっていない」院がホームページを作り直しても、誰も見ないページが新しくなるだけです。 逆に「予約できていない」院がチラシを撒いても、来た人が予約できずに帰るだけです。 原因を特定せずに手を打つと、正しい施策でも成果が出ません。

2 なぜホームページより先なのか

整骨院・接骨院は、商圏が徒歩5〜10分という非常に狭い業種です。歯科医院よりもさらに狭い。 そして、その距離にお住まいの方が院を探すとき、最初に開くのはホームページではなくGoogleマップです。

「腰 痛い ◯◯市」ではなく、「接骨院 近く」「整骨院 今日 やってる」のように、 地図アプリ上で探して、そのまま電話をかける。この動きが主流です。 ホームページは、そのあと「本当にここでいいか」を確かめるために見られます。

順番

Googleマップで見つかる → 写真と口コミで選ばれる → ホームページで確かめられる → 電話・予約

ホームページは3番目です。1番目と2番目で落ちていると、3番目をどれだけ磨いても人が来ません。

3 見るのは3つの数字だけです

Googleビジネスプロフィールの管理画面から「パフォーマンス」を開きます。 (スマホの場合は、Googleマップアプリでご自身の院を開き、ビジネスプロフィールの管理画面へ進みます。 画面の名称はときどき変わりますが、見る項目は同じです。)

見るのは次の3つです。それ以外は、いったん無視して構いません。

  1. 表示回数

    先生の院が、地図や検索結果に何回出たか。「見つかっているか」の数字です。

  2. ルートのリクエスト

    「経路案内」を押された回数。実際に行こうと考えた人の数に最も近い数字です。

  3. 通話

    プロフィールから電話をかけた回数。予約の一歩手前の数字です。

この3つを、直近3か月と、前年の同じ3か月で比べます。 治療院には季節変動があるので、先月と今月を比べても意味がありません。 必ず前年の同じ時期と比べてください。

よくある間違い

「アクセスが減った」と言うとき、多くの場合はホームページのアクセス数を指しています。ですが、ホームページのアクセスが減った原因が、Googleマップ側にあることは珍しくありません。マップからホームページへ流れているためです。上流から見てください。

4 パターン別・打ち手が正反対になります

数字の動き起きていることやること
表示回数が減っている 見つかっていない。近隣に新しい院ができた、情報が古くなっている、カテゴリ設定が実態と合っていない カテゴリ・営業時間・サービス内容の見直し。投稿の再開
表示回数は同じ/ルートが減っている 見つかっているが選ばれていない。比較で負けている 写真と口コミ返信。ここが最も効きます
ルートは同じ/新患が減っている 選ばれているが予約で落ちている 電話の取りこぼし、予約手段、初回料金の分かりにくさを確認

2番目のパターンがいちばん多く、そしていちばん費用をかけずに直せます。 見つかってはいるので、あとは「この院に行こう」と思ってもらえるかどうかだけの問題だからです。

3番目のパターンで見落とされやすいのが、施術中に鳴った電話です。 ルートのリクエストも通話も減っていないのに新患が増えないとき、 かかってきた電話が取れていないことがあります。留守番電話の設定と、折り返しの運用を一度確認してみてください。

5 今日、費用をかけずにできること

  1. 口コミへの返信を、過去の分までさかのぼって行う

    同じ星の数でも、返信のある院とない院では受け取られ方が変わります。低い評価にも、事実だけを冷静に書いて返信してください。読んでいるのは、その投稿者ではなく次の患者さんです。

  2. 写真を10枚以上に増やす

    外観、入口、受付、施術スペース、そして施術者ご本人。治療院は「誰に体を触られるか」の不安が大きい業種です。院長先生の顔写真は、他のどの写真より効きます。

  3. 問診票に「どこで知りましたか」の1行を足す

    これがないと、以降の判断がすべて勘になります。紙に1行足すだけで、翌月から実データが手に入ります。

あわせて確認してみてください

  • Googleマップに出ている院名が、正式名称そのままになっている
  • 営業時間が最新(祝日の設定も含む)
  • ウェブサイトのリンクが設定されている
  • スマホでホームページを開いて、スクロールせずに電話ボタンが見える
  • 電話番号がタップで発信できる(画像になっていない)
  • 初回の料金が明記されている

当てはまらない項目が3つ以上あれば、ホームページの作り直しより先に着手する場所があります。

口コミを集めるときの注意

お願いすること自体は問題ありませんが、割引や金券など、対価と引き換えに口コミを集めることは避けてください。景品表示法のいわゆるステマ規制や、各プラットフォームの規約に触れる可能性があります。施術直後に、口頭で、お一人にお願いする。これがもっとも自然で、結果的にいちばん集まります。

院名に語を足さないでください

Googleマップ上の名称を「◯◯接骨院 腰痛専門」のように実在しない語を足して登録すると、プロフィールが停止される場合があります。停止されると地図から消え、復旧に時間がかかります。名称は正式名称のみにしてください。

6 よくあるご質問

Googleビジネスプロフィールの管理画面が、どこにあるか分かりません。

オーナー確認が済んでいるGoogleアカウントでログインした状態で、Google検索やGoogleマップでご自身の院名を検索してください。管理用の表示が出ます。オーナー確認自体がされていない場合は、まずそこからです。この場合、情報を編集する権限がない状態なので、写真も営業時間も他人任せになっています。

口コミが少ないのですが、増やす方法はありますか。

対価を渡さずに増やす方法は、施術直後に口頭でお願いすることです。会計時ではなく施術直後、全員にではなくお一人に。あわせて、いま入っている口コミすべてに返信してください。返信のある院は、書いても反応があると分かるので、次の口コミが入りやすくなります。

ホームページを作り直すのは、いつ判断すればよいですか。

Googleマップ側の数字が前年並みに戻っているのに新患が増えない場合、あるいはスマホで開いて予約手段が見えない場合です。年数では判断しないでください。10年前の作りでも、電話がタップでき、料金が書いてあり、表示が速ければ機能していることがあります。

7 まとめ

  1. 原因を3つに分解する

    見つかっていない/選ばれていない/予約できていない。打ち手が正反対です。

  2. 見るのは表示回数・ルート・通話の3つだけ

    直近3か月と、前年の同じ3か月で比べます。

  3. 最も多いのは「選ばれていない」

    そして、これが最も費用をかけずに直せます。写真と口コミ返信からです。

あわせて読みたい 治療院のマーケティング完全ガイド|商圏が狭い業種の集患は「順番」で決まります
いまの状態を、90秒で点数にしてみませんか

15項目に答えるだけで、先生の医院のWEB集患がいまどの段階にあるかが点数で出ます。ご登録は不要で、その場で結果が表示されます。ご希望の方には、実際にサイトとGoogleマップを開いて確認した精査レポートを無料でお送りします。

WEB集患チェックを試す(無料・90秒) 売り込みのご連絡はいたしません

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、施術の効果を示すものではありません。
※広告表現に関する法令解釈は、所轄の保健所等にご確認ください。
※各サービスの管理画面の名称・仕様は変更される場合があります。

タイトルとURLをコピーしました