MEOは「Googleマップで上位に表示させる取り組み」を指す言葉として使われています。 治療院は商圏が徒歩5〜10分と狭く、患者さんが地図アプリで探して電話するため、 この業種ではSEOよりMEOのほうが先に効きます。 このページでは、Googleが公表している「表示順が決まる3つの要素」から、治療院が実際に何をすべきかを整理します。
この記事でわかること
- ローカル検索の表示順が決まる3つの要素
- 3要素のうち、治療院が動かせるものと動かせないもの
- 「距離」で不利な院がやること
- MEO業者に依頼する前に確認すること
- 順位を保証する業者を避けるべき理由
1 結論:動かせるのは3つのうち2つ
Googleは、ローカル検索の表示順を決める主な要素として「関連性」「距離」「視認性の高さ」の3つを挙げています。
このうち「距離」は動かせません。院の場所は変えられないからです。
つまり、やるべきことは残り2つに集中することになります。
2 表示順が決まる3つの要素
| 要素 | 意味 | 治療院が動かせるか |
|---|---|---|
| 関連性 | 検索された言葉と、その院の情報がどれだけ合っているか | 動かせる(情報を埋める) |
| 距離 | 検索した人の現在地(または検索した地域)からの距離 | 動かせない |
| 視認性の高さ | その院がどれだけ広く知られているか(口コミ、Web上の情報、被リンクなど) | 動かせる(時間はかかる) |
重要なのは、この3つは掛け算に近いということです。 距離が近くても情報がほとんど埋まっていなければ上位に出ませんし、 情報が完璧でも遠すぎれば表示されません。
3 「関連性」を上げる
Googleに「この院は何をする場所で、どんな人に向いているのか」を正確に伝える作業です。 費用はかかりません。埋めるだけです。
Googleビジネスプロフィールで埋める項目
- カテゴリ(主カテゴリ1つ+関連するものを数個。実態と合っていること)
- ビジネス情報の説明文(何をする院で、どんな方が来ているか)
- 営業時間(祝日・年末年始の特別営業時間まで)
- サービス・メニュー(提供している施術を登録)
- 属性(駐車場、バリアフリー、キャッシュレス、予約可 など)
- ウェブサイトと予約のリンク
- 写真(外観・入口・院内・施術者)
埋まっていない項目が多いほど、埋めるだけで差がつきます。近隣の競合も埋めていないことがほとんどです。
院名に語を足さないこと
「◯◯接骨院 腰痛専門」のように、看板に書かれていない語を店舗名に足すと、プロフィールが停止されることがあります。関連性を上げようとして最も多く起きている事故です。停止されると地図から消え、復旧に時間がかかります。店舗名は正式名称のみにしてください。
4 「視認性の高さ」を上げる
Googleが説明している「視認性(prominence)」は、そのビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。 オフラインでの知名度も含まれますが、実務として動かせるのは次のあたりです。
- 口コミの数と、返信の有無
数を急に増やすことはできませんが、返信は今日からできます。過去の分にさかのぼって構いません。
- Web上で院名・住所・電話番号が正しく載っていること
自院サイト、ポータルサイト、地域の情報サイトなど。表記がばらついていると、同じ院だと認識されにくくなります。
- 自院サイトの内容が充実していること
MEOとSEOは別物ではなく、自院サイトの状態はGoogleマップ側の評価にも関わります。片方だけをやるものではありません。
- 他のサイトから紹介されること
地域の情報サイト、取引先、業界団体など。ただし被リンクの購入は避けてください。評価を下げる要因になり得ます。
口コミを集めるときの注意
依頼すること自体は問題ありませんが、割引や金券など対価と引き換えに集めることは避けてください。景品表示法のいわゆるステマ規制や、各プラットフォームの規約に触れる可能性があります。また短期間に大量の口コミが付くと、自動で検知されて削除・停止の対象になることがあります。
5 「距離」で不利な院がやること
駅から遠い、住宅街の奥、商業地から外れている。距離の不利は消せません。 ですが、やれることはあります。
- 「指名で探される」状態を作る
院名で検索されれば、距離は関係ありません。紹介、口コミ、記事、SNS。距離が不利な院ほど、指名検索を増やす価値が大きくなります。
- 駐車場の情報を明記する
車で来る前提の商圏なら、駐車場の有無・台数・場所は距離のハンデを埋めます。属性の設定と写真の両方で伝えてください。
- 行き方を具体的に書く
「◯◯駅から徒歩8分」だけでなく、目印になる建物と、曲がる場所まで。初めて行く不安が減ります。
- 自院サイト側で勝負する
地図で不利なら、検索結果側で見つけてもらう。タイトルタグの整備と施術メニューごとのページが効きます。
6 MEO業者に依頼する前に
「上位表示を保証します」という提案は避けてください
表示順を決めているのはGoogleであり、第三者が保証できるものではありません。保証をうたう提案は、根拠がないか、規約に反する手法を含んでいる可能性があります。
特に口コミの代行投稿・購入は、規約違反であるだけでなく、発覚時にプロフィールごと失う可能性があります。それまで積み上げた本物の口コミも一緒に消えます。
依頼する前に、自分で終わらせておくこと
- オーナー確認が済んでいる
- 写真が10枚以上ある
- 口コミにすべて返信している
- 営業時間・カテゴリ・属性が埋まっている
- ウェブサイトと予約のリンクが設定されている
これらはすべて無料でできます。ここが終わっていない状態で外注しても、同じ作業に費用を払うだけになります。
7 よくあるご質問
効果はどのくらいで出ますか。
写真の追加と口コミ返信は数週間から1〜2ヶ月で数字に出はじめます。見るのは「表示回数」ではなく「ルートのリクエスト」です。表示回数が変わらずルートが増えていれば、比較で選ばれるようになった証拠です。
検索する場所によって順位が違います。
正常です。「距離」が要素に含まれているため、検索した人の現在地によって結果が変わります。自院の前で検索すれば当然上位に出ます。順位を確認するときは、商圏の中心あたりで検索するか、複数の場所で見比べてください。
投稿機能は毎日使うべきですか。
その必要はありません。写真と口コミ返信のほうがはるかに効きます。投稿機能は「臨時休診」「年末年始の営業」など、伝えるべきことがあるときに使えば十分です。
MEOとSEO、両方やる必要がありますか。
分けて考えないでください。自院サイトの状態はGoogleマップ側の評価にも関わります。ただし着手する順番はMEOが先です。費用がかからず、反映が早いためです。
8 まとめ
- 動かせるのは「関連性」と「視認性」
距離は変えられません。残り2つに集中します。
- 関連性は、埋めるだけで上がる
カテゴリ・説明文・営業時間・属性・写真。すべて無料です。
- 院名に語を足さない
関連性を上げようとして最も多く起きている事故です。
15項目に答えるだけで、先生の院のWEB集患がいまどの段階でつまずいているかが点数で出ます。Googleマップの整備状況も8点分含まれています。ご登録は不要で、その場で結果が表示されます。
WEB集患チェックを試す(無料・90秒) 売り込みのご連絡はいたしません
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、検索順位や集患の成果を保証するものではありません。
※Googleビジネスプロフィールの仕様・評価基準・画面名称は変更される場合があります。最新の情報はGoogleの公式ヘルプをご確認ください。

